逃げるという選択肢
それは逃げだ!
という言葉を聞く。そこには批判めいた何かが渦巻いている。
そしてその批判めいた何かは、逃げる行為を悪いことと認識させる。
そして逃げた本人は何かしら後ろめたさを感じてしまう。
逃げるって行為は先に伸ばすってことだと思う。
問題と向き合って、今では無理だから少し離れてみる。
考えぬいていればそれは立派な判断だ。
だが、そこを汲み取らず、逃げるという行為だけを批判する人がいる。
そんな人は自分の価値観を押し付けているに過ぎない。
誰が正しいのかなんてわからない。
問題への最短ルートが常に正しいのかわからない。
近道も、遠回りも、結局目指す場所は変わらない。
そのことを覚えておきたい。