ちょっとずつあるく

思ったことそのまま。でてきたものそのまま。グチャグチャな文章をそのまま。

自分を空っぽにするということ

自分にとっていろんなことがあって

とりあえず自分を空っぽにしてみた。

 

何もしない。何も食べない。何も考えない。

 

ただ、ベットで天井を見上げていた。

そして、まぶたを閉じる。

 

眠りが浅くて、夢を見る。

印象に残っているのは、人を殺すのが当たり前の世界。

きっとこれは、「冷たい熱帯魚」っていう映画を見たからだと思う。

気に食わないから殺す。

礼儀がなってないから殺す。

そこには、正義も悪もない。

ただ、助け合いはあった。ばれないための。

 

空っぽになると、僕がいかに必要とされていないかを感じた。

もともと、人間自体必要とされていることのほうが少ないとも。

必要とされなければならない。そんなことはないのだ。

生きるってことも、死ぬってことも、それ自体に理由はない。

 

ただ、理由がないとしてしまえば、僕は生きるのが難しい。

自由にしろ。という課題は一番難しい。

自由が僕にとって、不自由なのだ。

 

空っぽにするといろんなこと見えてくる。気がする。

風が僕の身体を少しずつ削り、

砂のように消えてしまえたらきれいだろうな。

「かわいそう」を言ってしまう人が、「かわいそう」

聖者と愚者がいるとしよう。

 

あるところに貧しい老人が小屋に住んでいた。

お金はなく、残るは一欠片のパンだけ。

そんな老人のもとに二人の人間AとBがやってきた。

Aは、老人を見るやいなや

「何の金目もないのか。くそっ、くたばっちまえ」

と吐き捨てていきました。

もうBは、

「おお、なんてかわいそうな人なのでしょう。

わたしにできるのはこれくらいしかありません」

と持っていた干し肉を半分切ってわたしました。

 

この時、聖者は誰で、愚者は誰であろうか?

Aは、違うだろう。何もしていないのだから。

では、Bが聖者だろうか?

助けることを善い行いとするなら、そうかもしれない。

しかしその行動原理は、「かわいそう」である。

「かわいそう」その言葉は、人の上に立たないと出てこない。

もしあなたが、老人の立場になった時、どう思うだろう?

ありがとう? もちろんそれもあるが、

どこか自分を見下されている気分にならないだろうか?

 

何気なく使ってしまいそうな「かわいそう」。

この言葉は、相手の立場を見ないで使える。

つまり、自分はその位置から動かないのである。

相手に歩み寄ることもない。

 

もし病気の人に「かわいそう」といったとしよう。

その瞬間、僕の中には「自分は病気でないのに」といった気持ちがどこかに存在する。

病気という仕切りで僕とその人を分けてしまうのである。

 

かわいそうでない自分とかわいそうな相手

AでないからAと言える。

今回はそんな「かわいそう」という言葉を取り上げました。

 

この物語に、聖者はいるのだろうか?

 

5文字の詩

宙を舞って

僕らは何処

記憶殴って

二人ぼっち

さようなら

そんな言葉

いつもなら

言えないよ

声を聞きく

世界と狭間

夢の終わり

水だけ飲む

他のものは

いらないよ

美しいはず

また嘘かい

投げかけた

わたしの声

武器を持った説得は、既に強要だ。【9条を守るコピー】

9条が変わろうとする。

戦争ができるようにと。

いろいろな運動が行なわれている。

関心のある人も、無関心の人もいる。

その無関心の人を動かしたい。言葉の力で。

だから、コピーを書く。

 

9条を守るコピー

戦争は、人殺しの押し付けだ。

少子高齢化。若者だけに責任が重すぎる。

戦争が起きた時、生きているのは誰だろう。

武器を持った人間を前に、従わざるを得なかった。

敵を倒した人が助けに来た? 人を殺した人が助けに来た?

武器を持った説得は、既に強要だ。

戦争してもいいんだと、子どもたちが学んでいく。

9条を読んだ。自衛隊を持っていい理由さえ説明できなかった。

どこまでが、喧嘩だろう。どこからが、戦争だろう。

60代、戦争を知らぬ人。

力を持てば、使いたくなるのが人の常。

戦争をしないから、信頼されてた。

力で解決すると、その後も力で抑えなければならない。

戦争は、5000年前の人でもできた。

戦争に勝つと嬉しい?

戦争を知らない大人たち。

放たれた弾丸は、誰にも当たらなかった、はずだ。

「助けに来た」が信用できなくなった。

ばあちゃんが、仏壇に「ごめんなさい」とつぶやいた。

「いってきます」が「さようなら」に聞こえた。

国が人を殺す。死刑と戦争。

あの戦争は良かった、なんて聞いたことがない。

戦争の優雅さを語るのは、その時だけだ。

戦争は、植物の命も、動物の命も奪っていく。

力で世界は変わらない。笑顔で世界は良くなっていく。

空を見上げることが多くなった。

 

30分で思いつきだから、ダメコピーばっかかもしれない。

いいなと思ったら、少しでも言って欲しい。

もっといいものが書けるというなら、それを言って欲しい。

きっと変わる。誰かに届く。

そう信じてる。

また考えついたら書いていこう。

幸せになろう、なんて思いもしなかった。

自分はダメな人間だと卑下してきた。

自分が幸せになるくらいなら、

その分誰かが幸せになればいいと思っていた。

だから、僕はのらりくらりと

人にかかわりすぎないように生きてきた。

幸せになろうなんて、思うこともなかった。

僕はこのままなんとなく、生きていけばいいのだと。

もしくは死んでしまってもいいのだと。

 

最大の誤算は人を好きになってしまったこと。

なるべく関わらないよう生きてきたのに。

そして、受け入れられてしまったこと。

 

喜怒哀楽のすべてが欠けていたはずなのに、

喜楽は手に入ってしまった。

どうすればいいのだろう。

 

死にたかったはずなのに。

死ねなくなってしまった。

幸せを感じるが、それが怖い。

いつか彼女を不幸にするのではないかと。

それならいっそ嫌われたい。

自分勝手でどうしようもない考えが浮かぶ。

でも嫌われ方すらわからない。

 

ただ、僕は幸せにできる自信がないだけなんだろう。

幸せとは何かがわからないから。