お年玉
正月っぽいってことでお年玉。
こどもはみんな嬉しい。大人は少し厳しい。そんなお年玉。
いくらあげればちょうどいいのか分からない。
他の人より少ないと、けちくさいと思われかれない。
だからってあげ過ぎるのも良くない。
あげすぎるなら少ない方がいい。
ということで本題。
「与える」ってこと。
物でも、お金でも、場所でも、なんだっていい。
誰かに与えるとする。もらった人は嬉しいだろうか?
嬉しいに決まってる。好みはあれど、もらえるならもらっておきたい。
それこそポケットティッシュでも。
ただ、与えるってことに、奪うことが含まれていることを覚えておかなければならない。
ものを与えれば、それを買う機会を奪う。
お金を与えれば、稼ぐ機会を奪う。
場所でもそう。与えたものを得る機会を奪うのだ。
親ってのそういうところがあると思う。
与えるのが当然。こどもが喜ぶから。とか短絡的に。
欲しがるものを全部、とは言わないが、それでも甘やかしている親のほうが多い気がする。
だから、ゲームなどの娯楽は、対価で支払うべきだ。例えば、お手伝いやテストの点。
そういった成果に対する報酬として。
一方、習い事のようなことに関しては、行きたいなら行かせるべきだと。
親が与えるべきことだと。
そういった与えるということ。ちゃんと考えて与えよう。
可能性を奪ってしまわない様に。