憲法9条は守るべき
憲法9条は守るべきだ。
なぜなら美しいから。
力を行使するのに憲法を変える必要性があるかが今の論点だ。
現行憲法のままでも、いくつか挙げられたケースに対応できるのではないか。
しかしながら、助けることができる者を助けられないのでは、人としてどうなのか。
そういった葛藤がある。
では、自衛隊の自とは誰を指すのだろうか。
日本人だけであるか?
それとも大きな枠の人なのか?
衛るべき自とは誰か?それを明確にしなければならない。
武力行為には必ず軋轢を生む。
傷つき、死に、悲しみ、心が暗くなる。
だから僕は9条が尊いと考える。
悲しみを断ち切る強い鎖だ。
きっとこれはつながっていく。
9条は武力を持たず戦うということ。
殺されるとしても僕たちは武器を持ってはいけない。
戦うということはそういうことだ。
ペンを持った相手を殺すのは容易ではない。
武器を持った相手を殺すのは容易だ。
ペンは生き、武器は死ぬ。
物理で言えば作用反作用の法則だ。
力で持って抑えるのならば、同じだけの力が跳ね返ってくる。
常に跳ね返ってくる力より大きな力で抑えるように
僕たちは武器を開発していく。それはいつか破綻する。
9条は美しい。
きれいごとと言われてもいい。
9条は美しいのだ。